一番購入してはイケナイ商品は「水回りコーティング」

最近では大手デベのマンションでは床コーティングを施工させて貰えないので
オプション業者は売上維持の為に全く不要である水回りコーティングを一生懸命斡旋してきます。
通常オプション会で購入したものは鍵の引き渡し前に施工するのでお客様は施工前と比べる事ができませせん。
また当然ですが新築マンションですのでキッチンやユニットバス、洗面化粧台などは最新のものが
据付られています。
国内メーカーの最新式ですので当然水回りの機器には最初から撥水効果が得られるようになっています。
なのでオプション業者がコーティング施工する際に塗布するフッ素コーティング剤も綺麗に撥水しています。
当然、塗布して撥水したコーティング剤をそのまま乾燥させると表面にブツ感がでてしまいますので
乾燥する前に綺麗なウエスで拭き上げて仕上げます。
はい、もう殆ど表面にはコーティングの塗膜はありません。
でも最初から撥水効果のある基材なので何もしなくても綺麗に撥水するんです。
もう判りましたね、とても何十万円も出して施工するようなものでは無いのです。

本当に必要なのはフローリングへのコーティングです

大手デベはお客様の事よりも自分達のやり易いように事を進めてきます。
その中のひとつに過ぎませんが床、フローリングのコーティングもそうなんです。
シートフローリングの普及により施工会社であるゼネコンも美装のワックスを塗布する必要がなくなりました。
そこに付け込んでオプション業者にもフローリングにはコーティングをしないように命令されています。
これは施工会社であるゼネコンや事業主である売主の身勝手な理由から来ています。
引き渡し後の定期点検で良くあるケースですがフローリングの施工が悪く「床鳴り」が出る事があります。
その際に軽微な補修で直れば良いのですが最悪はフローリングの一部張り替え作業が出る事があります。
そうすると部分的に張り替えたフローリングだけがコーティングされていない事になり
ご入居者様は不服を申し立てる事になりますね。
事の成り行きに任せますと施工不良を出したゼネコンの瑕疵になりますので再コーティング費用は
ゼネコンさんが持つ事になります。(若しくは売主)
これってゼネコンにとっては非常に面倒な事です。
またオプション会で購入した商品は原則引き渡し前に施工します。
時期的には内覧会終了後から引き渡し前の間が一般的です。
物件の工期に余裕があるところなら良いのですが工期がギリギリの物件ではどうでしょうか?
床にコーティングをされてしまうとゼネコンの職人は入って作業がし難くなります。
また作業中に傷を付けてしまう懸念があるので完全に作業が終わるまでコーティング施工が
し難い状況でもあります。
余り遠慮してコーティング施工を待ってしまうと逆に引き渡し日までに施工ができず
クレームになってしまうケースもあります。
こう言った一連の内容からシートフローリングにはワックスが不要なのだからフロアコーティングは
オプション会で斡旋しないと決めているようです。

シートフローリングには何が向いているの?

シートフローリングとは木目柄を印刷した紙を従来のような複合合板べニアにラッピング(接着)したものを指します。
従来の突板のように天然木では無いのでワックスが必要ない訳です。
では従来の突板フローリングと比べて耐久性は強くなったのでしょうか。
メリットは増えましたが強度自体は逆に弱くなりました。
メリットは印刷した木目柄なので木目が均一で節が少ない設定になっています。
また紙なのでワックス塗布しなくても表面がヒビ割れする事がありません。
デメリットは表面が柔らかいので物を落下させると表面が凹みやすいです。
また表面の紙も非常に薄いのでペットを飼われている方や小さなお子様のいらっしゃるご家庭では
表面の紙が破れやすいので気を付ける必要があります。
そこで役に立つのが油性塗料のフロアコーティング施工です。
一般的には「UVコーティング」や「シリコンコーティング」を指します。
二重床のシートフローリングにはUVコーティングの塗膜が向いています。
直貼りフローリングには柔らかいのでシリコンコーティングが最適です。

フロアコーティングのメリットとは?

フロアコーティングを施したフローリングの表面には硬い透明の塗膜が形成されます。
当然ですがオプション会で案内しているような水性では無いので水拭きで剥げる心配もありません。
この塗膜形成により汚れの付着がし難くなり毎日のお手入れが簡単になります。
仮に汚れが付着しても落としやすい性質がありますので大変便利です。
あと塗膜が硬いのでスリッパ等での磨滅にも強くなりフローリング本来の寿命までメンテナンスをする事無く
綺麗な状態でお使い頂けるようになります。